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今回はシールに関するトラブルの原因と解決方法、弊社の品質保証部の取り組みについて、三方シール袋を例にしてご紹介します。
また、最後に「弊社にご相談いただく際のおねがい」を載せています。
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| ◆シールトラブルの種類 |
シールにおける主なトラブルは、
1. シールはがれ
2. シールエッジの裂け(エッジ切れ)
3. 真空漏れ シールトラブル
です。その原因には
シール温度、
シール時間、
圧力
の3つがあり、トラブルが発生したときはそれらに着目して調査します。
包装機が違えば、シール方式、シール時間、シール圧力などの加工条件も様々です。(適正シール温度は一概には決まりません。) |
| ◆原 因 と 対 策 |
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1 |
2 |
3 |
不良名 |
シールはがれ |
シールエッジの裂け
(エッジ切れ) |
真空漏れ |
現 象
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1.シールの一部分が
はがれる
2.シールの一部分の
強度が弱い
3.シールが着いてい
ない |
1.シールのきわ部分が
裂ける(破れる)
2.シール部が薄くなっ
ている |
1.シールの一部にシワ
が発生する
2.シワ部分から空気、
内容物が漏れる
3.外観不良
(細かなシワ) |
原 因 |
熱不足
シール部に異物(内容物など)が付着し、シールを阻害する |
熱過多でシール部がうすくなる
内容物が袋の機能にあっていない、荷重に耐えられない |
シワ
袋サイズ不適切 |
対 策 |
包装機加工条件最適化
夾雑物シール性のある材料を使用
静防効果のあるフィルム材料を使用 |
包装機加工条件の最適化
適切なフィルム材質や厚みを選定
袋の取り扱い方法見直し |
シール時にたるみ・重なりなくセットする
シールバーのテフロンテープの清掃・張替え
適切なサイズの袋を用いる |
ワンポイントメモ |
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内容物が機能に合っていないという例は、ポリエチレンの袋に多く見られます。 (例)10kgの内容物を入れた場合、袋メーカーでのシールが正常でも、ポリエチレン袋の厚みが薄ければ、シールエッジ部分が裂けます。
袋を設計・製造する上でも重要な要素になります。
落下や強い衝撃などで一時的に強い力がかかる場合も同様です。 |
脱気・真空包装の場合、包装時のシールをする際にシワが発生しやすい傾向があります。シワが発生するとそこから微量な空気が入って真空が保てません。包装直後は正常に見えても、数時間後に真空漏れが見つかるケースもあります。
よく「袋に穴が開いている」と指摘を受けて調査をする場合がありますが、二次シールのシワが原因で発生している場合が多く見受けられます。
袋内に浸透液を入れて検査をすることにより、真空漏れがどこから発生しているかを調査・確認することができます。 (弊社営業にご相談ください。) |
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| ◆弊社の品質保証部の取り組み |
| 1)トラブル発生時に対応 |
シールに関するトラブルと一概に言っても、以下のように原因も対策も様々です。
1.袋(フィルム)に起因するもの (製造上の問題、スペックが合っていない)
2.包装機に起因するもの (調整・メンテナンス不足)
3.使用上(取り扱い)にて問題のあるもの
トラブルが発生した場合は、上記3つの例のように考えて原因究明を行い、対策を実施します。
発生工程の特定 → 原因の追究 → 対策 → 再発防止
ユーザー様で加工される二次シールを含め、工程をさかのぼって調査をします。 |
| 2)品質管理 |
弊社では、上記のようなトラブルを避けるために、品質管理として、次の2つの検査工程を実施しています。
1.工程内検査 (各工程ごとに実施している検査)
2.最終製品検査 (最終製品形態で品質保証部が実施している検査) |
| ◆弊社にご相談いただく際のおねがい |
シールに関するトラブルについてご相談いただく際には、不具合の見本をお送りいただくと、より適切な対応・ご提案が可能となります。
次の4点を対応していただけると、問題解決への手がかりとしてとても有益な情報が得られます。 |
1.不具合のある袋の現物を採取・保管する。
2.不具合部分の写真を撮る、発生・発見状況を記録する。
3.問題のある部分以外から開封し、内容物を取り除いてからサンプルを
お送りください。
4.製品ラベル情報(ロット番号、ケース番号など)がわかりますと、
社内でのトレーサビリティがとれるしくみになっています。 |
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第1話 「製袋品のトラブルについては」以上です。次回をお楽しみにして下さい。
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